去る7月21日(祝)に六本木の国際大学グローバル・コミュニケーション・センターにて「情報通信政策研究会議(ICPC)2014夏」が開催されました。午後のワークショップ「仮想通貨ビットコインと未来」という中で講演致しました。
午前中は参加している各大学(慶応大学、九州大学、静岡大学)のゼミからのプレゼンテーションとなりました。今回のテーマであるビットコインについてのプレゼンが3チーム、就活に関する発表が1チームありました。中でも九州大学実積ゼミのチームが発表した「ビットコインはスタバ狂いの女子大生を狙え」は、大学内でのリサーチを元に如何にビットコインを普及させる点を訴求しており、今後との参考になるプレゼンでした。
午後に入り「仮想通貨ビットコインと未来」というテーマで、まずはYahoo!Japanの楠正憲さんによるビットコインの概要説明が行われました。その後私樋田が、6月に自民党IT戦略特命委員会が発表された価値記録に関するガイドラインと日本価値記録事業者協会の組成についてお話をさせていただきました。
このレクチャーを受けて、各グループに分かれてワークショップが行われました。2020年までにビットコインを普及させていくためにどのような政策を作り施策しなくてはならないかについて議論し、模造紙にまとめ、発表するというワークショップを行いました。現実的な枠組みにとらわれず自由な発想で皆さん熱心に取り組まれておりました。
日本国内でコレほどまでにビットコインのために政策という観点で議論されたのは初の試みではないかと思います。各グループでとても具体性がある政策案が練られ、発表されておりました。今回のワークショップで発表された政策案については、今後の活動に参考にさせていただきたいと考えております。