7月28日「【高橋洋一氏に学ぶ】ビットコインビジネスの未来と可能性」を開催致しました。

写真-50去る7月28日(月)天王洲アイルにあるサムライインキュベート様のスペースで「【高橋洋一氏に学ぶ】ビットコインビジネスの未来と可能性」というイベントを開催致しました。以前メディア関係者の方から、高橋洋一さんがビットコインに大変ご興味をお持ちとお聞きしました。その後ご紹介を頂き、嘉悦大学の高橋さんの部屋を訪ねました。

2009年のサトシナカモト氏が論文を発表した当時からビットコインのことをご存知で、もちろんサトシ論文も読まれていて、更に自宅で自作PCを作成してマイニング(承認作業)まで行っていると。元々自宅に自作PCを10台保有するなど、とてもコンピュータに造詣が深く、秋葉原のマニアックな店や竹中元大蔵大臣時代に多用されていたPlamPilotの話などの話で、この日は大変盛り上がりました。

さて、訪問した際に我々Rising Bitcoin Japanでのイベントでの講演を依頼致しました。我々の申し出に、高橋さんは快諾していただきこの日にご出演頂くことになりました。
当日会場には20人を超えるお客様がご来場いただきました。中には高橋洋一さんのファンの方もわざわざ来られていたようでした。2014-07-28 19.22.20

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まず始めに私樋田から自己紹介から最近のビットコインの世界で起こっている出来事や日本でのビットコインの動きなどを紹介させて頂きました。またこの日、私も参画している「一般社団法人 日本価値記録事業者協会(JADA)」について事業内容などをご紹介致しました。

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次に本番で高橋洋一さんにご登壇いいただきました。
ビットコインの仕組みの特徴やMtGox社事件、各国の規制についての解説をしていただきました。また行政組織に精通されている高橋さんからの指摘として、「規制は後追いするので、実態を先に作れば良い」という提言を頂きました。

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最後に、高橋洋一さんと私のトークセッションを実施致しました。MtGoxの債権者集会が終わってすぐの時期でしたので、この件について深くお話を致しました。「MtGoxの盗まれたウォレットアドレスから全てトレースできれば、かなり大きな良いアピールになる」と発言されておりました。ビットコインの最大の特徴であるブロックチェーンを用いることで、盗まれたものを全てトレースは可能です。しかし現在、盗まれたビットコインウォレットアドレスを管財人側は公開しておりません。債権者集会でも、債権者から何度も繰り返し、ウォレットアドレスの開示要求がされておりましたが、「どのような影響があるかわからない。現在検討中」と管財人は認めようとしませんでした。この点について、高橋洋一さんは「債権者がある程度まとまれば、管財人を変えることができる」と発言。今回の参加者の中にも債権者の方がいらっしゃり、その点を詳しく質問されている場面もありました。

一流の経済学者である高橋洋一さんから見たビットコインのお話は大変貴重なものとなり、お客様も大変満足されているようでした。また数年後、ビットコインのシーンが大きくなってから高橋さんのご意見をお聞きしてみたいと思いました。

このイベントを受けての、その点を指摘しているゲンダイの高橋洋一さんの記事が発表されておりました。
▼ビットコインは死んでいない 普及のカギは資金トレース 女性層の取り込みも重要に(夕刊フジ)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140802/dms1408021000003-n1.htm