5月22日に開催されたWall Street Journal Tech Cafeの「ビットコインの未来」で、慶応大学SFC研究所の斉藤先生と登壇してきました。モデレータは、WSJでビットコインを追っている望月記者が務めていただき、またWSJ日本語版の小野編集長にも司会で加わって頂き、軽快な事運びとなりました。また開催された場所は、丸の内のCafe Salvadorで、そこをTechCafe1色に変えて、さらにセンスの良いカフェと変身しておりました。
平日にも関わらず、会場には多くの人が集まって頂きました。斉藤先生の自己紹介後に、私の自己紹介として、Rising Bitcoin Japanの活動を中心に紹介させていただきました。
来ていただいたお客様に「ビットコインへの認識」について質問したところ、半分以上の方が初心者であるとわかりました。斉藤先生からビットコインのシステムについて、ご説明していただきました。
ビットコインのシステム説明から始まり、技術的な問題点、コミュニティ、寄付、BoP(Base of Pyramid)の経済、日本国内での動きとして日本初の仮想通貨モナーコインの若く活発なコミュニティのことなどをお話しました。
仮想通貨ビットコインは、技術的に初心者の方にはとても難しい部分が多く、この短時間で理解頂くのは困難に近いものだと思っておりました。私達の説明だけでは、かなり不十分であると感じておりました。今回の私達の話を聞いて頂き、インターネットでお調べ頂き、興味を持って仮想通貨の活動を願ってやみません。
またリアルマネーの経済規模に比べると、仮想通貨の経済規模は大変小さな規模です。しかしインターネットと同様に、ビットコインを始まりとした仮想通貨技術は次世代のインフラ及びアーキテクチャであることを段々と実感していただける世界になっていくと考えます。世界中の人たちの仮想通貨に対する熱狂がその証左であります。
今回、対談をしていただいた斉藤先生、司会をしていただいた小野編集長、モデレータをしていただいた望月記者、また今回のイベントを開催し支えていたWSJのスタッフの皆様、そして来場していただいたお客様、Ustreamで御覧頂いた方々に、貴重な機会と出会いを作って頂き、心から感謝を申し上げます。
この機会を活かして、更に国内での仮想通貨普及に向けて、日々粉骨砕身、活動していこうと思っております。今後共、よろしくお願い申し上げます。
Ustreamに当日配信された録画映像がアーカイブされております。
http://www.ustream.tv/recorded/47870167/theater